7/13(日)HKT48 アリーナツアー〜可愛い子にはもっと旅をさせよ〜/海の中道海浜公園(福岡県) D1 100番台

今更書くのでコンサートの詳細については触れないというか覚えていないというか、見えなかったのでなんにも書くことがない。ただ、そのときの雰囲気は残しておきたいし、何より今とても暇なので書くことにする。

<一幸舎の辛子高菜に気をつけろ>

高速バスを降り立った昼過ぎ。降水確率90%を超える予報の中、曇り空ではあるがなんとか持ちこたえている福岡の空。久しぶりの大箱でのコンサート、さらには野外。バスに乗り込む前に雨具を一通り買い、タオルやゴミ袋を鞄に詰め込んできて、多少雨に降られても大丈夫なようにしてきたとはいえ、なるべくならこのままでいて欲しい。そう思いながら私は腰を落ち着けるためタリーズ マイング店(こんな名前かはしらん)で珈琲を飲んだ。何しろ今日はスタンディング。さらに長丁場になることは間違いない。なるべくなら体力は温存しておきたい。同じようなことを考えていたのか、大きなキャリーケースを持った、完全なるヲタ集団も同じ店内におり、椅子を占領していてだいぶ気分悪かったが、運良く死角になる席が空いたのでそちらへ移動できたのでよかった。ゆっくり珈琲を飲む間に疲れも抜けたので、とりあえず腹ごしらえに。

シャカリキ!48の初回と二回目に咲良がバイトしていた一幸舎にてラーメンを食べることに。ヲタとはこうして食べるものさえアイドルに決めてもらえる、その幸せ。新幹線口の二階にある、麺通りはかなり混んでいて、どこも並んでいたが、私は迷うことなく一幸舎へ。前に並んでいたヲタはHKT全国ツアーグッズの鞄を提げていて、まあそうですよね、と思いながら食券を購入。ここで咲良が働いたのかぁ……。限りなく気持ちの悪い思いは胸の奥に隠しつつ、塩とんこつラーメンの食券を案内してくれたスタッフさんに渡す。麺は固めのオーダーをし、周囲を見回す。入店するときから気になっていた女子高生グループを右斜めの方向に認めて、さり気なく、夏ならではのイベント「カッターシャツからブラ線が透けている」が起こってはいないかとチェックしていたのだが、残念ながら透けてる子いなかったです。やがてラーメンが到着。メンバーがご飯を食べた(今回の場合は咲良がまかないのラーメンを食べた)店でご飯を食べるとき、そこのお店が割り箸でない場合、私のテンションは高まる。当然洗っている、洗っているが、もしかしたらメンバーが、咲良が、使ったかもしれない箸やレンゲでラーメンを食べるのだ!これが興奮せずにいられるだろうか!という胸中にたぎる思いをおくびにも出さずラーメンをすすっていたのだが、すぐに罰が下った。福岡のラーメン店は、自由にいれてね、みたいなノリでいろんなものがおいてある。高菜、紅しょうが、ゴマ、にんにくetc… その中にあった辛子高菜を私はラーメンを半分と少しほど食べた頃に投入したのだが、これが、激辛で、あのおいしかったラーメンが、唐辛子の粉っぽさに押されて、ただただ辛い食べ物に変身してしまったのだった。蓋には「激辛注意」というような文字が書かれていたのだが、私は完全に無視してしまった。涙目になりながらも、とりあえず完食をしたのだが、唇の腫れは当分消えることはなかったのだった。

<香椎での乗り換えに気をつけろ>

天神からシャトルバスが出ているのは知っていたが、お高いのでスルーして、博多駅から電車でいくことにした。Pasmoが使えたので、久しぶりにこれにチャージをしていざ、香椎へ。香椎から乗り換えるのだ。香椎は私が暮らしていた寮のある駅の隣にあり、飲み会でよく使ったりした思い出の街で、博多駅から香椎までの景色はそんなに変わっていなくてすごく懐かしかった。ただヲタ多すぎてくそ暑かった。香椎で乗り換えるときに思いっきりローカル線!って感じの電車になったのだが、車両が短すぎて、下りた階段からその車両にたどり着くまでに20mくらいあり、もうすぐ出発する気配にあわてて走り、なんとか乗り込む。雨は降っていないが、いつ降りだしてもおかしくはないような空模様で、薄グレーの雲がもたらす湿気が肌にまとわり付く。つまり、あちぃ。飛び込んだ車両についていた扇風機のうち一つが壊れていて、さらに、あちぃ。だが、私はそこに清涼剤のような可憐な女子高校生を発見したのだった。私とその子の間には二人組み(だったかな)のヲタがいて、その子は耳にイヤホンをつっこんで外をまっすぐ見て、ヲタを見ないようにしていたので、そのヲタを隠れ蓑にしながら、私はガン見。一つか二ついった駅で、ごちゃっとなったときに、その女の子がどこかへ消えてしまって、本当に悲しかった。悲しかったけれど、電車は海ノ中道へと走っていく。「コンサートに行かれる方は、海ノ中道駅ではなく、西戸崎駅で降りてください」というアナウンスが流れ、車窓は海辺をなぞる。やがて終点、西戸崎に到着。終着駅のようで、これ以上線路がない。砂利が積み上げられた小さめの山があって、その手前で終わっている、あるいは始まっている線路。渋谷駅の、東急東横線に初めて乗ったときもそうだったんだけど、なんでか知らないけど、私はこういうの大好きで、テンションがかなりあがる。眺めていたい気もしたけれど、ただの砂利の山と線路でしかないので、とりあえず改札をくぐる。海辺の駅によくあるように、ちいさな寂れた駅だったので、ICカードでくぐれる改札があるのかと心配になったけれど、なんかすごくコンパクトなやつがあったのでほっと息をついた。

<コンサート会場までのおおよそ2〜3kmの道のり>

改札を出て、最終電車のおおよその時間をチェックする。詳しく覚えていないのは、この時間なら余裕で間に合うだろうと思って軽く流してしまったからなのだが、これが後悔の一つに結びついていくことになろうとは、そのときの私にはわからないのだった。博多駅キヨスクで飲み物を買うことをスルーしたので、西戸崎駅を出てすぐにある自動販売機で飲み物を買うことに。汗をかきそうだと思ったので、なにやらミネラル分が含まれていそうな水っぽいものを買った記憶がある。この時点で並ぶ列が出来ていて、これから先の行列地獄を思って、ズンと一段と吸い込む空気の湿度が増したように思った。駅の敷地を出て、右へ。バブルの置き土産のようなマンションを横目にそのまま進むとすぐに海ノ中道の西門。入ったところにあるトイレで用を済ませて、そのまま道なりに進んでいく。歩く。歩く。陸橋を渡ると、開けた場所に出て、噴水の淵縁に座るヲタク、ヲタク同士で会話してるヲタク、生誕カードの呼びかけをしてるヲタクとさまざまなヲタクがいて、ようこそヲタクワールドといった感じだ。ようやく海ノ中道にきたんだ、と、暑さと遠さで下がりかけてきたテンションを無理やり奮い立たせる。入り口と思しきところの前には立て看板があり、そこには傘を持ち込まないでという注意書きが。傘持ってきた人どうすんだよ、持ってこなくてよかったなと思いつつ、チケットを見せ入り口を抜ける。道なり、いや、ヲタなりにどんどん進む。海ノ中道は広い。そして野外コンサート場がどこか私は知らない。広い。歩く。歩く。道路を渡っても歩く。すると、左手にバラ園、右手に幼女がその肢体を惜しげもなく晒して遊ぶ浅いプールという、まさにこの世の楽園が。いや、言い過ぎました。もう結構あるいてて歩き疲れててそれどころじゃなかったです。親御さんに警戒されない程度に見ながら歩いて、歩いて、ようやくたどり着いたヲタク列最後尾。荷物検査の場所がどこかわからなくて、自分がいま列のどのあたりにいるのかわからなかったが、とりあえず並んでいると、後ろに、mixiとかコミュとかSNSで知り合った、もしくは知り合いの知り合いくらいの距離感の男女のヲタ二人組みが並んで会話を展開。どういった会話をしていたのか覚えてないのだが、男の子がめちゃくちゃ気の利かないモテなさそうな返ししかできてなくて、だからヲタクなんだよ、と思ったことだけ覚えている性悪がこの私。そういった周囲にも助けられて(?)、なんだかわりと早く荷物チェックの場所まで辿り付けたように感じた。

<右か左か>

荷物チェックをするための受付は、右と左と二つにわかれていて、空いた方に行くように、ということだった。ちょうど私の前で左が空いたので私は左に行ったのだが、何にも考えずにしてしまったこの行動、わずか5分後には後悔することになる。まず、荷物チェックと金属探知機にかかる。それからチラシと団扇の入った袋を渡してくれる場所があった。いくつか連ねたテントの下で行われていて、左右両方にびっちりといるスタッフとひしめくヲタに辟易で、すぐ立ち去りたい、はやいとこ此処を抜けたい!という気持ちの私は、一生懸命優しくこちらにカッパを渡してくれる子のことも、飴を入れたカゴを掲げてこちらを窺うように見た子のことも結果的に無視してしまったのだった。飴くれた子がやたら優しかったなぁ、と振り返ったとき、私の視界に、私が通ってきたのとは別のルート、右のルートの出口の真ん中に立って同じようにカゴを掲げている子の後姿が飛び込んできた。衣装のこともあったけれど、その姿かたちで、瞬時に岡本さんだと気が付く。え、もしかして?そう思って、その先に目をやると、やはり同じようにヲタに配り物をする衣装姿の子たちが…!じゃあ、さっき私に優しくしてくれたのも、メンバーだったんだ!だからなんだ!なんでちゃんと見なかったんだろう!激しい後悔と共に一歩も動かずにその場で岡本さんをガン見する私。岡本さんは時々こちらを振り返ってくれて、笑顔を振りまく。うん、それでいいや。これでいいや。私はスタッフからの「その場で立ち止まらないでください!」という声に押されるようにその場を離れたのだった。

<関係者席に一番にたどり着いたご家族の正体>

荷物チェックのテントを抜け、まだその場にいたい、岡本さんを眺めていたい気持ちをしかりつけながら、ゆるい坂をのぼって、気付いたら109、ではなく、露天が軒を連ねる場所へ。そうか、野外だとこういうこともできるんだなと思いつつ、どこで食っていいのか、並ぶのも面倒だし、第一酒もないのに食えるかよと思って眺めるだけ眺めてスルー。一番最初の、チケットを見せたところで貰ったチラシをもう一度広げる。なるべくならなかったことにしたい、チラシ。それはステージとブロックの配置表であり、D1ブロックが最後方であることが記されていた。血も涙もない。会場に入ってみると、ところどころ剥げた芝生とぬかるんだ土と、ブロックごとに仕切られた柵が。これが秩序というものか。わざわざ山口くんだりからやってきて、まさか。D1ブロックに近付くにつれ遠のくステージ。「糞席魔人」という私の背負った十字架が私に重くのしかかる。オールスタンディングなのでどうやって指定席を作るのかと思っていたのだが、地面にテープというか紐みたいなのがひっぱってあって、それできっちり区画整理されていた。ひとまず自分の指定席(ともいいたくない)がどのあたりかを確認して、一番後ろ、立ち入り禁止の紐がひかれているギリギリ手前の芝生にビニールをひいて腰をかけ時間を潰すことにした。開演までまだ1時間以上もある。どうしたもんかと思っていると、突然始まる会場内放送。よくよく聴いてみると、海ノ中道限定のラジオ放送をいま生でしているとのことだった。こういうの本当ありがたい。なんて博多は優しいんだろう。会場に早く着きすぎてしまったこと、荷物チェックのときに右にいかなかったこと、D1ブロックの位置が思っていた通り一番後ろだったこと、それらで傷付いた私の心を少しだけ癒してくれるようだった。私が座っていたのは、ステージのセンターよりも少し下手よりだったのだけど、ちょうどセンターには、やぐらのようなものが組まれていて、その上と下とにカメラがおいてあり、間の空間は座席になっていた。パイプ椅子が50かもうちょっとくらいおいてあって、たぶん関係者席だなと思っていたら、ちょうどそこにやってきたご家族が。お父さん、お母さん、男の子、お婆ちゃんの四人だったかな。誰の家族なんだろうなぁ?と思って顔を見てたんだけど、少し距離があったのと、九州顔すぎて逆に誰の親御さんかわかりませんでした。碧唯ちゃんかなぁ?くらいには思ったけど(でも碧唯の家は三姉妹で男の子いないんだよね)。お父さんはめちゃくちゃ日焼けしてていかにもキャンプ命!みたいだったけど、どうだろうか。あと身長が小さかったかな。少しして後ろを通りかかったスタッフ二人組みが関係者席だ的なことを話してて、緩いなぁと思ったり。とにかくまだヲタでさえも全員入りきってないような早い時間から来てて、よっぽど楽しみなんだろうなぁと思って微笑ましくなりました。

<D1ブロックはこの世の果て>

この世の果てでした。

<虐げられるD1ブロック 1 >

終演するとすぐにスタッフさんから規制退場のアナウンス。それを無視して強行退場する人、コンサートの途中で抜ける人も多数いたけれど、D1ブロックの虐げられっぷりを体感してみて、それで正解だったと思う。私は博多に宿をおさえていたので、そんなに急いで帰る必要もなく、もう少しこの祭りの後のなんともいえない、侘しさを味わいたい思いもあって規制退場に従うつもりでいた。D1ブロックが出入り口から一番遠いのできっとD1かそれと似たような場所にあったC1だかC2から退場だろうとタカをくくっていた私、いや、D1ブロックにいたすべての人々の予想を裏切って、退場はなんと、A1からだという。A1なんておいしい思いした奴らしかいねぇだろうが!D1なんてジャージャーしかすることなかったんじゃい!という怒りの空気はだがすぐに収まり、代わりに、どうしようもないほどに疲れきった溜息がD1ブロックを満たした(ような気がした)。A1、A2、B1、B2。順番は忘れたがとにかくアリーナと呼ばれる場所にいた人々が続々と退場していく。けれど、その退場がスムーズだったかといえばそうでもない。一つのブロックごとに20分くらいは待たされたような気がする。疲れきっていたので余計に長く感じたのかもしれないが。そして呼ばれるC1、C2。もうここら辺になると若干仲間意識が芽生えているので、怒りは特に湧かない。あたりは撤収作業が進められ、忘れられた観客と化したDブロックの人々。D2が先に呼ばれたときのD1ブロックに立ち込めた空気をなんと呼べばいいのだろう。悲しみでもなく、怒りでもなく、諦め、なのか、なんなのか。ようやく呼ばれた私たちは、ゆるやかな丘陵を踏みしめ、まだまばゆい光を放つステージを見つめながら出口に向かって歩いた。闇よりも少しだけ薄い雲で覆われた夜に浮かび上がる幻の城のようなステージに主役はいない。観客もいない。祭りの終わりの終わりを実感しながら、少しだけ降った雨を含んだ芝生の生ぬるさを、スニーカー越しに感じていた。

<虐げられるD1ブロック 2 >

露天がまだやっていた。砂漠の真ん中においてけぼりにされてこれから自力で帰らなければならないウルトラクイズの敗退者のような私は、街に向かうその途中にオアシスを見つけたような気持ちに少しなった。少しオーバーだけれど。すぐに駅に向かったところで、どうせ人で溢れかえっているのは分かっていたので、露天でカキ氷を購入して食べることにした。変り種のシロップばかりで、ザクロも気になったが、シークァーサーを頼む。もう削ってあった氷を詰め込んで上からシロップをかけるというぞんざいなカキ氷だったが、なんだかすごく染みた。自分が湿気の塊になってるような蒸し暑さと、立ちっぱなしでガクガクになっていた膝の痛みがだいぶマシになった。またあの道を戻るのかと思うとぞっとしなかったが、カキ氷を食べ食べ進むと少しだけ気分も持ち直した。カキ氷すごい。そんなこんなで歩いていると、右手にシャトルバスの当日券売り場が。もう体力も限界だったので帰りはなんとしても座りたかった。電車のほうが安く帰れるのは分かっていたが、座れる確率が限りなく低い。渡りに船とばかりにシャトルバスで帰ることにする。が。これがよくなかった…のかもしれない。D1の時点でどっちを選ぼうとも、針地獄か血の池地獄かみたいなことだったのかもしれないし、それはわからないが。昼間幼女たちが遊んでいたプールはすっかり闇の中だった。変質者がその水を飲もうと息を潜めるにはピッタリだろう木々とその陰を横目にまた歩く。歩く。歩く。そうして陸橋をすぎたあたりで、ようやくシャトルバスに乗る人と電車に乗る人を分かつ案内が。左がシャトルバス、右が電車。どちらも先が見えないほどの列がすでに出来上がっている。電車側の方が少し列が長く、やはりバスを選んだのは正解だったんだ!と思いつつ待つ。待つ。だが、待てど暮らせど列が進まない。進んだと思ってもほんの数メートルだ。乗り場さえ見えない時間がそれなりに続き、ようやく見えたと思ったら、今度は待機しているバスが見えない。行ったバスが戻ってくるのを待っているのは分かったが、最低でも往復40分〜60分はかかるはずで、何台のバスを走らせているのかもわからない状態に、もう少しでバスに乗れるという心のよりどころを失った私の中で、疲労がどんどん膨らんでいく。そんなころ、メールの着信。開いてみると海ノ中道でのコンサートを終えたばかりの草場さんからのメールだった。引用してみる。

                                        • -

明日は明日の君が生まれる”の歌詞に
”地平線の向こう側にまだ見ぬ世界”って
いう歌詞があるんだけど

ホントにその通りで
このペンライトの海は
どこまで続くんだろう?って
思った…

素敵な景色だったなあ

                      • -

読み終えるか終えないか、私は「D1までだよ」と呟いて、自分でつい笑ってしまった。D1は地平線の彼方、この世の果てだった、と改めて思った。スマホから目を離してあたりを見回す。私がいる場所は高台になっていて、緩い下り坂が緩いカーブを描きながら待機列を伸ばして、待機列の先頭付近にある眩しいほどの外灯が、ヲタクの疲れた姿を闇に浮かび上がらせていた。あぁ、あの角に行くにはあと何台のバスが来ればいいのだろう。慰めが欲しくて数えてみても、バスはなかなかこない。と、バスのチケットをもぎるスタッフさんの中に、素敵なショートカットの人を発見した。私はその人をガン見した。まさかこんな高い位置から見られているとは思いもしないだろう。それをいいことに私はそのお姉さんを見続けた。慰みは多いほうがいい。ポツポツとバスが着始め、何十人かの難民のようなヲタクを詰め込んでは出て行く。このままガス室に連れて行かれるとしても不思議はない、そんな雰囲気だった。気が付けば電車で帰る人たちの列はなくなっていた。待てど暮らせどやってこないバスに業を煮やして電車に切り替えようと列を離れていく人ももういない。きっと終電がいってしまったに違いない。いよいよバスを待つしかなくなった、そんな状況がより不安を掻き立てる。本当にバスは来るのか?来るにしてもいつ私は帰れるのだろう?少しずつ、少しずつ進んで、ようやくカーブ。外灯の光が目を直撃して、まるで白昼夢を見ているかのような、非現実的な気持ちにさせた。疲労はもうすでに限界近く、体は一歩あるくのもつらいほどにズシリと重いのに、どこかふわふわする。あと少し。もう少し。あと数台くれば乗れる。その安心感がふっと心を緩めたのか知らないが、近くにいたヲタの呟いた「D1の虐げられっぷり」という言葉がぼんやりした頭の中に響いた。言い回しは少し違ったかもしれないが、虐げられた、というその表現はまさにぴったりで、それが忘れられない。それから夢の中の夢のような鈍い時間をいくらか過ごして、ようやくバスが来た。終演してから2時間半くらい経って、ようやくだった。バスは快調に飛ばし20分くらいで天神あたりへ。そこから歩いて地下鉄に乗り、博多駅に着いたのが23時30分前。日曜の夜なのでどこも店じまいが早く、結局ファミマに寄り、ファミチキとチューハイを何本か買ってホテルにほとんど気力だけで辿りついた。ホテルのロビーに金魚すくいが置いてあってそれをしたかったけど、疲れすぎてて無理だったのでさっさと部屋に入った。あとはまあシャワー簡単にあびて酒飲んで寝た。まる。翌朝たんやで朝食たべた話とかあるけど、もういいや。とりあえずこんな感じで、D1ブロックはこの世の果てでした。それが伝わっていればいいなと思います。


おしまい。

初日によせて

初日。そう聞くと思い出す場面がある。まるで黎明の青い光の中で胸にたぎる言葉を思い思いに口にする。外の世界に出たその言葉は光を連れてくる。眩いばかりの夜明け。眩いばかりの希望の光。「初日」は誰にとっても大切なものだ。また新しい「初日」を迎えようと思うならそれ相応のチャンスと努力が必要だろうと思う。今回AKB48歌劇団という新しい舞台にあがることになった。初日の幕が開くまで、その幕の裏にあるものは誰にも窺い知れない。逆に言うなら幕が開いてから、その姿を見せることでしか何かを感じてもらうことはできない。初めてのことはとても大変だろう。言ってしまうのは簡単だけれど、想像することは難しい。広井さんのブログでは稽古場では多くの汗や涙が流れたそうだ。それを私は感じたい。幕が開き、光の中で輝く彼女たちの姿を見ることで。ということで、かたっくるしいことを書いたような気がしないでもないですけど、AKB48歌劇団「infinity」を観に行ってまいりました。今日はその感想というかレポというか呟きを。以下、壮絶なネタバレを含みます。

続きを読む

今日くらいは私達があなたを幸せに

仲谷。今日は仲谷の生誕祭だ。今日くらいは私達が仲谷を幸せにしてあげたい。笑顔にしてあげたい。仲谷が悲しまないように、寂しい思いをしないように、という願いは今日もっとポジティブで光に満ち溢れたものに変わる。仲谷が私達を笑顔にしてくれるように、幸せにしてくれるように、ほんの少しでいい、その光を仲谷に届けたい。今日が来て本当によかった。本当に本当によかった。本当に嬉しい。もっと嬉しいものにしたいよ。仲谷。私達の精一杯が届きますように。仲谷の笑顔がみんなに届きますように。

インフルどっかいけ!

おは、が届かない。この二日届かない。別にモバメくれって言ってるわけじゃないの。モバメできないくらいに、忘れちゃうくらいに何かに夢中になってるのかしらって思えるならそれは私の喜びなのだけれど、なんか体調悪いみたいだから心配になっちゃうの。
基本的に仲谷は携帯を持って出掛けてないっぽい。つまりモバメを送れる時間内には家に帰って来れてないということなのだろう。そんなにも歌劇団はハードなレッスンをつんでいるんだろうと思う。広井王子さんのブログで稽古場にたくさんの汗と涙が流れたって記述があった。仲谷、泣いてるんだろうなあ。悔し泣きしちゃうところが可愛いんだよなあ。うん、ちゃんと泣いてて欲しいなあ。それからいっぱい笑ってて欲しいなあ。全力で泣くも笑うも健康だからできるわけでさ、だから仲谷にはそうでいてもらいたいよ。大体のパターンとして、仲谷は体調が本当に悪いときはモバメを送ってこない。そんでちょっと良くなった頃に、「実は体調悪くて熱が出てました→でももう下がったから大丈夫→でもまだ本調子じゃないんだけど→でも大丈夫!」というコンボをかましてくれるんだけど、これもうどないせいっちゅうの!よかったよかったアハハとか思えませんよ!でも体調が悪いことを隠さずに教えてくれてるのはちょっと嬉しかったりもして、私もどうなんだよって話ですよ。それはいい、それはいいとして、26日は仲谷の生誕祭です。生誕には1ヶ月ルールというのがあるらしく、これは私も最近知ったんですけど、そのメンバーの誕生日から1ヶ月過ぎちゃうと公演でサイリウムを許可してもらえるだけで、花や他の企画はやってはダメになってしまうんだそうです。だからこれに引っかかりはしないかと、最近は歌劇団や他の仕事で忙しくて、あの劇場の守り神だった仲谷が休演ということが続いてたので冷や冷やもんでした。が、やっと決まった26日。私は早速有給を申請し、たぶんその夜は浮かれて次の日に使い物にならないだろうという判断の元、27日も有給を取り、万全の状態で望むことに成功!マジ待ってろよ生誕ってな具合なんですが、本人の調子がよくないのならまた別問題です。絶対に無理して欲しくありません。結果生誕が流れることになろうとも私はそれでいいし、他の人だってみんなきっとそうです。だから仲谷無理だけはしないでね。マジで。最近はインフルの影響でバタバタとメンバーが倒れているようです。もともと疲労過多だったというのが大きな要因だと思いますけど、トガブロが更新されるたびに誰かのインフル情報。まじでインフルどっかいけよ!いらないからインフルとか。ウィルスだか細菌だか知りませんけどいらないんでお引取り願いたいわけですよ。仲谷が嫌がってるのに仲谷に触るとかマジありえないんですけど。私たちは握手会で握手するけど、本当はどうかってのは置いといて、本人には一応了承得てるわけですよ。限りなくソフトリーなタッチですよ。でもインフルは無許可だろ。マジで出禁だろ。し、しかも、粘膜とかそういうところに付着して、あろうことか仲谷の内部に入り込もうとしてるわけでしょ?ね、粘膜とか粘膜とか仲谷の粘膜とか……破廉恥にもほどがあるわ!天誅!南無三!インフルチェストー!!!!!!!
とか書いてたら仲谷からモバメが届きました。お腹イタタタスなんだそうです。可哀想な仲谷。まじで忙しいと思うし休んでる暇もないかもしれないけれど、休めるときにはしっかり休んで。ときには休みを取ることも大事だしそれがプロってもんだよ。仲谷。歌劇団終わったら本当にしっかり休んで欲しいよ。仲谷の顔が悲しみや苦しみに歪むのは耐えられない!だから生誕祭は笑顔でいられるように全力で頑張ります!参加される方がいたらっていうか今日がfcの申し込みなんだけど、もしも当たっていくことになったなら、仲谷の生誕なんだなあと温かい気持ちで仲谷を応援していただければと思います。どうぞよろしくお願い致します。
仲谷の18歳が素敵な一年になりますように。
その素敵な思い出に華を添えられる生誕祭になりますように。
仲谷がいつも元気でいられますように。

横断幕物語

あの運営め。今回も無理難題を吹っかけてきやがった。10/10に行われるAKB大運動会の横断幕をあと二日で用意しろだあ?!ていうか土曜が本番で準備期間は平日だぞこの野郎!チッと舌打ちしながらも、私の心は横断幕をどうすれば作れるのかという難題で一杯だった。業者は……即日納品とか無理くさいし(あとからわかりますけど、業者に頼んでる人たちのが多かったです)、となれば、手作り。「横断幕 手作り」でググる。そしたら中学生達が横断幕を作っている微笑ましいHPが出てきたので、それをざっと読む。ふむふむ。これは行けそうかもしれない。駄菓子菓子、私ひとりでやるのだろうか。やれなくはない。だが。逡巡しまくっていたら、仲谷コミュに一つのカキコミが。「横断幕どうします?」これで私の心は制作の方に80%以上傾いた。やりたいという気持ちと、やれないかもしれないという葛藤の中で探るような何人かの書き込みが続く。他に追随してくれる人はいないのか、更新ボタンを押す。書き込みはない。だが私はもう横断幕を作りたい気持ちで一杯だったので、勝手にデザインを形にしだした。実はデザインは会社に行く電車の中で大まかに考えてあったので、すぐに形にできた。
問題は買出し係。私が動いてもいいのだが、給料の後でないと動けない。そして布は一度洗いたかったので、金曜の夜に買うのでは遅いのだ。誰かいないだろうか、と思ってたところに、Tさんが布を買ってくれるという頼もしい書き込み。じゃあもうやるしかないべ!ということで決行することにした。それが木曜のお話。
大まかにデザインしたものを家に持ち帰る。もっと太い書体がよかったので家で多少の手直しを加えて、会社に送信。金曜は社長がいないので、一日型紙を作る作業が出来るはずだ。これでなんとか間に合うはずだ。型紙を四苦八苦して作り、やってきました世界堂世界堂はまじテンションあがるのでオススメです。んで店員のお姉さんにどのくらい買えばいいのか訊いたけど、答えてくれなかったのであるだけ買って、まあ買いすぎだったんだけど、家に帰って、作業場所を確保するために掃除。Tさん、Hさんと駅で合流して、早速作業開始。21時過ぎのことだった。

1)布の下準備

端がどうしてもほつれるため、布を折りこむ必要がある。ミシンがあればそれでダーっと縫っちゃうんだけど、ないので、アイロンテープでやっちゃうことにした。布は思っていた以上にしっかりしたものを買ってきてくれていたので、コベニ感激。寸法を測って、折りこみ作業。四つ端は結構厚くなってしまったので、ここだけは縫うことに。ここらへんで、Aさんと合流。

2)型紙から布へ型写し

最初からこれがものすごく気に掛かっていた。私は結構手芸が好きで、ブックカバーとか巾着とかよく手作ってたんだけども、そのときに意外と型が写らないことを経験上知っていたのだった。型紙は厚い上、かなりの力を加えないと下に写らない。最初はガリガリみんなで悲鳴をあげながらやってたんだけど、細かい文字はこれでは無理だとなった。結局型紙を抜いて、その縁をなぞるという方法に切り替えることに。簡単そうに思えて、これが曲線とかだと辛い辛い。先ほどのガリガリに手がだいぶやられており、また、失敗してはならないというプレッシャーから指がプルプルなるのだ。とりあえず交代しながら作成。ただ、「半分は優しさ、もう半分は闘志!」の部分は切り抜けねーだろということで、こちらはガリガリで対応することに。それらしい文字が下に移ったのでこれでよしとする。ここらへんをもうちょっと時間短縮できてればなあと今だから思うんだけど、それは、趣味:横断幕作りになったときに改めて考えればいいや。

3)マスキングテープ地獄

マスキングテープで引かれた線の外側を覆う。こうすることでベターと塗ってもオッケーで、最後にそのテープを剥がせばきれいな直線と曲線がお目見えする。そう、お目見えするはずだったのだ。それはまああとで書くとして、このマスキングテープも地獄だった。簡単そうに思えて全然終わらない。問題は「半分は優しさ〜」の文字列だ。これはもうなくていいんじゃないか。一度は言葉に出されたみんなの思いが、マスキングテープを貼る私の後頭部にガンガン刺さってくる。トウシとかいってんじゃねーよという私の暴言も飛び出したりして、頑張ってたHさんに申し訳ないことをしました。時間は刻々とすぎ、みんなの話題も下ネタに移行し始める。THE深夜マジック。まあ私の場合はいつでもどこでも下ネタ大好きなんですけどね。ここらへんからだんだんとみんなの足腰が悲鳴を上げ始める。イテテ、イテテ。動くたびに自然と口をついて出る。まず、立ち上がれない。フルフルする。そして一度立ち上がったらもうしゃがむ気になれない。呆然と立ち尽くし、上から横断幕を見つめる人々。が、頑張れるだろうか。いやしかし、がんばりーな!ということで気を取り直してマスキング作業を続けた。

4)アクリル絵の具でベタ塗り

よしこれでイケんじゃね!マスキング作業を終わらせ、いよいよ最後の作業工程と思われる塗りに入る。その時点での時間が大体6時だった。これはいけるんじゃないだろうか。誰しもが思った。とりあえず赤と黄色をペットボトルにいれて溶く。オレンジ部隊の人、白部隊の人、黄色部隊の人にそれぞれ分けて作業を進める。オレンジ部隊の人、ベタ部分が広くてうまく塗れねえ。黄色部隊の人、しまったTeamの型が不完全だった。白部隊の人、トウシとかいってん以下略。途中までマスキングしてたのだが、それでは間にあわないと言う事で、「半分は〜」の部分は手で書くことになった。割り箸を削ったものを使い、縁を取る。気の遠くなるような作業だ。で、まあ、いろいろあって、まじで時間間に合わないんじゃないのかってなりだしたけど、きれいなものを届けたかったので、二度塗り、三度塗りを決行。文字に書くとあっちゅう間だけど、細かい文字もまあ「優」の字がびっみょうに間違ったりもしたんだけど、なんとかなって、最後の塗りに。あとは、テープを剥がして、細かい修正をかけるだけ。だがそれも時間との戦いに突入していた。私の家から幕張までは約30分。だが海浜幕張幕張本郷に行かなければならないとうのを私は知らなかったのだ。そう考えると時間がとても厳しい。もしも間にあわなかったら。「15時くらいに、やったー!できたー!ってアップするのも面白い」という話だったけど、確かに面白い、確かに面白いが。で、まあオレンジが乾かないのでドライヤーで乾かしつつ、半乾きの部分のテープを強引に剥がしていく。アクリルは乾くとゴムのようにびよーんとなって、なかなかキレイに剥がれてくれないのだ。修正をかければそれでいいやということで、もう本当超強引。やめて、そんなひっぱらないで!というアクリルの悲鳴など聞こえるわけもないので、ガンガンやったった。結果、ガッタガタ(笑)あんまり酷いところは修正をかけつつ、オレンジは乾かしつつ、黄色の星の部分を。これは一つの星が一人一人だから!とか力説してたんだけど、もうんなこといってられない。剥がすときに散った欠片が布についたりしたんだけど、Aさんいわく「最初からそういうデザインだった」ので、問題ありませんでした。

5)会場推し10分

で、もう本当に出なきゃいけない時間ギリギリになったので、強引に終了。型紙を間に挟んで畳んで持っていくことに。電車では間にあわないという判断から最寄り駅からタクシーで行くことに。運ちゃんが、どっち使います?とか訊いてくるんだけど、早いほうで!としか答えられない土地勘のない私。助手席に乗ったHさんと運ちゃんの相談して幕張に向けて出発。すぐに千葉に入って、やっぱ千葉に近いんだなあなんて思いつつ、ひさしぶりにまともに体を休めることが出来て、一仕事終えたのもあって気分は上々。これで飾られなかったらどうしよう、いや、でもみんな作ってきてないと思うよ、でもサクラがあったら怖いよね、あーそれは最悪だわ、まあ完全にオナニーですよこんなの、そうね自己満足だからいいのよ、などと話しつつ、高速つかったり、道間違えた運ちゃんに恐縮されたりで無事に会場につく。ものすごく駐車場がうまってるから何があんのかいなと思ったら、ロボコンやってて、若干テンションがあがる。
会場をうろついてたらさほど苦労もなく、横断幕受付に到着。なんか前の人たちがともちんの横断幕渡してて、しかも係員さんのちょっと後ろをみたら、結構出てる!しかもなんか業者に発注した感じの普通のやつがいっぱい!これはやばい!私達のはガッタガタなのよ!!!!とりあえず腰が引けて、横断幕受付はAさんにやっていただく。その段階で20枚くらい提出されていたようだ。折り畳んだ横断幕を広げると、オレンジのところに型紙が張り付いて、私とTさん大爆笑。おもしろすぎる。んで写メとってもらったのが最後の画像です。ハトメを付け忘れてたことに気がついて、係員に訊きに行ったら、掲上することになったらこっちでやりますから、みたいな、地に叩き落されるようなことを言われたけども、まあ自己満足だからとみんなで一息つく。絆隊の大行列をすごいなあと眺めて、これからバイトのAさんとは現地解散。私達3人はバスで幕張本郷まで移動して、そっから電車で私の家に帰ることに。本当おつかれさまでした。仕事の後に集まって徹夜して、作業して、会場推し10分で、タクシー代払ってやってきて、そしてみんな運動会に参加しないという徹底振り。なにこのドM集団。最高です。そっからえっちらおっちら家に帰って、ご飯食べて、解散。

酒飲むかと買ってきて、飲みながらネットしてたら、メールがきた。私が横断幕作ったとは知らない人で、でも、たぶん私が関わってるんだろうなと思ってくれたんだろう、仲谷の横断幕に感動した!って。私はわんわん泣いてしまって、そっからますますお酒飲んでベロベロだったよね。いやあ本当に楽しかった。オナニーオナニーいってたけど、帰りのバスの中でも言ってたけど、本当に楽しかった。こういうのまたやりたい。次は生誕だ。これが終わるといろいろと一段落着くんだろう。また楽しいことがやりたいなあ。本当に素晴らしい日だった。ヲタやってんなあって充足感が半端なかった。それもオナニーなんだけど。みなさんおつかれさまでした。ついでにこれ読むのもおつかれさまでした。この記事を要約すると、超楽しかったありがとうってことだよ。


提出した横断幕(ヲタ4人がかり 総作業時間:13時間30分)

仲谷が18歳になります

タイトルにも書きましたが、私が世界で一番応援する少女である仲谷明香さんが今月15日で18歳を迎えられます。18歳ですよ。18歳。色々と法律的にも解禁されてくる年です。まだお酒が飲める年でないのはちょっと私としては残念ですが、なあにお酒を飲ませなくても、雰囲気でいろいろと、ね。そんなシャンパン、ワインに、テキーラウォッカが2リットルくらい入っていい感じの天国野郎はおいておくとして、仲谷の生誕を祝わなければならないという事実は消せやしません。私が総理大臣になったら仲谷が生まれた日を祝日にします。私は大真面目です。仲谷は頑張っているので世界中の人々から祝福されるべき女の子なのだと私は本気で思います。ね、そんな気がしてきたでしょう?ていうかさ、そもそもよく考えてみて?生きてきてさ、18歳になる純情可憐な、その姿を思うだけで、可愛くて可愛くてしょうがないような女の子のお誕生日を祝うっていう機会が一体どれだけあるというの?まあ学生時代は色々あったけども、27歳の現代を生きる女子(中身はおっさん)にそんな機会ないっつーの。
例えば道行く女の子たちがそれらしい会話をしている、
A子「もう18歳になっちゃったな」
B子「おめでと、もう大人の仲間入りだね」
A子「そんなことないよ、だって、私ぜんぜん大人じゃないもん、こわいよ」
B子「なに言ってるんだよ、私がいるじゃん」
私「パンパカパーン!!!!!お誕生日おめでとう!君はビューティフルスター!君が美しいから日本の未来も明るいぜ!」

そんなことを言いながら颯爽と横をすり抜けながら肺一杯に若き乙女の匂いを吸い込んでみたりして、翌朝には「おめでとうおばさん」として名付いてたりして、とか、んなこともそうそうないわけですよ。だったら、臆面もなくお誕生日おめでとうと、うら若き乙女を正面きってお祝いできる生誕祭ってなんて素敵なんだろうって話なわけ。そして相手が仲谷なわけなんですよ。これはもう奇跡ですよ。生誕祭っていうよりも聖誕祭ですよ。処女懐胎ですよ。おおマリア。私は大工のダンナってなもんですよ。
ということで仲谷の生誕祭がきっといつか行われるので、そのときにシアターにいらっしゃる方はぜひとも温かい気持ちで仲谷のことを見守ってあげて、精一杯お祝いして貰えたらと思います。現行チームでの公演なのか新チームでの公演なのかもわからず、本当に悩ましい限りですけど、精一杯、私も頑張ります。
そして最後にお願いなんですが、メッセージカードを劇場に設置してありますので、よかったらこれを書いて豚さんの中に入れておいてください。これはあとで収集して、ファイリングして仲谷に渡す予定です。なのでお名前も忘れずにお願いします。
こういうの届かないとか思ってる人もいるかもしれませんけど、ところがどっこい、本人の手元はおろか、心にもきちんと届きます。AKBってのはそういうところだし、真心って言うのは物理的な距離を飛び越えて直接心に届くもんです。なのでお祝いしてあげたいなあって気持ちがある方はぜひともメッセージカードをよろしくお願いします。
こないだの日曜にさ豚さん覗いたの。そしたら結構一杯になっててさ。メッセージカード記入済みのやつが何枚か手元にあるから、ざっと見てたら、みんな急遽書いてくれたっぽいのに、頑張ってとか、応援してるよとか、体に気をつけてとか書いてあるわけ。そんななんの変哲もないような、シンプルな言葉でも私はにわかに感動したよ。コベニ感激。だから本人だったら余計にそうさ。いつも劇場に来たお客さんに精一杯のパフォーマンスと素敵な笑顔を振りまいてくれる仲谷をたまにはこっちが喜ばせてあげたいじゃないですか。それは仲谷じゃなくても他の子でも一緒ですけどね。喜ばせてあげたいだなんておこがましいかもしれないけれど、それでも仲谷は世界中の人々に祝ってもらって当然だと私は本気で思っているから、もしもよかったら、あなたからのお祝いのメッセージも欲しいです。どうぞ、よろしくお願い致します。

仲谷サプライズ!

6月に私の誕生日はあって、そのときちょうど涙サプライズ!の発売・握手会と重なっていたので、仲谷にお願いをした。「お誕生日おめでとう」って言ってもらえますか、と。そしたら仲谷は「お誕生日おめでとうございます」と可愛い声で言ってくれたのだった。言わせた感というか、モロ言わせたんだけども、それでも私は感動したよ!感激だった!仲谷まじ優しい!27歳にもなって、お誕生日おめでとうを欲しがる愚かな私を笑いもせず素直にお祝いしてくれて、本当に嬉しかった。だから今度は私が叫ぶよ。大声で叫ぶこの気持ちがダイヤモンドになればいい。

劇場で仲谷に向けて叫ぶよ。だから早く治ってこの喉。それが叫べたら当分何も話せなくなってもいい。大好きだよ。仲谷。ちょっと気が早いけど、この一年があなたにとって素晴らしいものになりますように。

握手券を持っていない人、譲ります Part2

おは。みなさん、おは。

「おは」とは、仲谷がその日一発目のモバメ(メール送ってくれるサービス)で必ず使う件名です。だからみなさんもぜひ「おは」って使ってみてね!私に対して使うと、あなたは仲谷じゃないのに勝手に私が錯覚して「仲谷ああああああああああ」って発狂するから面白いと思うよ!!!!!どんなに夜遅くなろうとも、夜の21時でも「おは」って送ってくる仲谷。それを仲谷クオリティだと言い張る仲谷。最近は夜遅くなったって自覚があるときは「おは(や)」という件名にしてくる仲谷。ああ、仲谷。仲谷。仲谷ああああああああ好きぃいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!お願い、ちょっとまって、ドン引かないで!「お前が勧めたものは何故か”いいや”って手が出なくなる」って不特定多数の人から言われた私だけど、お願いだから仲谷のことは見てあげて!ちがう、じゃなくって、もっと心の目で見て!ゴマキじゃなくて後藤真希を見てあげて!avexごっちんを見てあげて!!!!

今日も今日とて朝からおかしなテンションですけれど、タイトルについて言及を。
きたる9/20(日)東京はビッグサイトにてAKB48の大握手会があります。で、まあ、端的に言うとだ、仲谷に並んでみる気はありませんか?あなたが!あなたが!あなたが!並んでくれなきゃスネちゃんもんネ!ということで、仲谷にはなるべく多くの違う人に並んでもらいたいのです。例えばこんな頭のオカシイ私が20回並ぶのは仲谷にとって苦痛でしかないかもしれません。それよりは10人が2回ずつ並んだほうが絶対に仲谷にとっては喜ばしいことな気がするのです。そして仲谷と一度握手してみやがれこのすっとこどっこいが!!!!そうしたら今まで気付けなかった何かに気付けるかもね!握手して初めて知った、ゴメンね僕の仲谷!ということになるんだよ!だから並んで!並んでください!!!!
駄菓子菓子、前回から完全個別握手になっているので仲谷と握手してはみたいんだけれども握手券持ってないわという絶望に打ちひしがられた迷える子羊ちゃんたちがメーメーと鳴いているのが聞こえます。そう、ここはマザー牧場。いろいろあるけど、端的に言うと、ちかりなが不憫!!!!!もっとちかりなを見てあげて!手渡しソフトクリームに並ぶ前に私の仲谷に並んであげて。だって仲谷は高校三年生で事務所も決まらずにチームAで劇場の守人が半ば決定しているのよ。劇場の守り神に一礼しておいても間違いはないと思うの、マジでマジで!で、話がだいぶそれたんですけども、仲谷と握手してみてもいいけど、握手券がなあって方は、ぜひ、私にご一報。一枚1100円(定価+キャラアニ購入なので送料分付加)でお譲りしたいと思います。だからカモン!お願い誰か!

欲しい方は「おは」、お名前、メールアドレス、何枚欲しいか、いつ受け渡しをしたいかを明記の上、kobenee★gmail.com(★→@に変更)にご連絡ください。それではよろポノック!
みんなで仲谷に並ぼうじゃありませんか。まじ優しいし、なんかね、手がね、やわらかいの。ふにゅふにゅしてるの。かわいいんだよ。……ごめんね仲谷、私、超絶キモい!!!!