めしべとハグ会

ハグ会というその言葉の怪しさからは想像もできないものがそこにはあった。私は抱きしめられた。ぎゅっとされた。信じられないイベントだった。起こったことありのまま話せるかどうかはわからないけどレポートスタート。

18日 1回目

ハグの言葉:おねがい

石丸電気SOFT1は座席がフラットでステージもほとんど高くなっていないためかなり見づらかった。めーたんも緊張していたがそれ以上に司会の岩見さんがグダグダすぎだった。
緊張しまくって胃が痛かった。衝立の奥にめーたんと、まさにハグされてる人がチラチラ見えて、なんてイベントだと爆笑してたら、前のヲタにおかしいですよねって話し掛けられて、そうですよねと談笑。そうしていたかと思う間にいよいよめーたんに近付く。前の人の肩にめーたんの腕がかかった瞬間に耐え切れなくて爆笑して撃沈したら、荷物あずけ&剥がし係の戸賀崎支配人に「みんな頑張って」と言われ、めーたんが噴き出す。「やだぁ、もう鼻水でちゃったぁ」と前の人の服になする真似をしていて、相当おまいつなんだろうな前の人と思った。私の番になり、ハグの言葉「お・ね・が・い」を息を吹きかけられながら囁かれ、超顔覗き込まれてでも見返すことなどできず、あうあうなりながら退場。ニヤけ面でフラフラと先に抱かれ終わった友達と合流。お互いの体験をニヤつきながら報告したような気がする。記憶がマジ曖昧です。

2回目

ハグの言葉:いいわよ

1回目より遥かに会場の雰囲気が良くてそれがすごい嬉しかった。そしてハグ会へ。
私の姿が見えた瞬間、めーたんばかりか戸賀崎支配人にまで反応されて、うふふ、みたいな笑い声と共にめーたんにぎゅっとされる。最初は肩に手をかけてるくらいなのに、セリフいいながら、段々強くなっていって、最後きゅっとするんだもん。はぁ〜〜ん、めーたん美しい。

19日 1回目

ハグの言葉:すき

石丸電気SOFT2は地下アイドルのイベントのメッカ。故に店員さんもここに来る人全員がそういうのになれていると思っていて、全然聞こえないアナウンスのくせしてやたら手馴れていたりして、秋葉原の真髄を見たような思い。7Fのイベント会場に辿り着くと、SOFT1とは違って自由着席で、昨日も一緒だった友達と連番することに成功。二人並んでいるし、片方は激烈めーたん推しの推しっていうか崇拝の友達だしで、めーたんが常にこっちを見ながら喋るというめーたんタイムが発動。昨日に引き続いて司会をしてくれた、大堀推しの岩見さんもこっち見まくりながら進行する。めーたんは真ん中に立っているはずなのに、正面を見ずに、しゃべるときは常に私たちのいる方を、ううん、私たちを見ながらしゃべっていて、何度俯き爆笑させられたことかわかりはしなかった。なんつーか、すげぇよめーたん。大抽選会が始まる。はっきりいって全く当たる気がしてなくて、2ポラのときだけ、あたれーあたれーって実は念じていたのだけれど、やっぱり当たらなかった。ちなみに景品の内容を書いておくと、3等はサイン&キスマーク入りのめしべハンカチーフを20名様に。2等は劇場で2ポラ撮れる権利10名様。そして1等は0じ59ふん内で撮っためーたんの股関節レントゲンを元にデザインされた股関節ポスターを1名様に。ちなみに一日目のあまりの不満の声に、今日からはサインを股関節ポスターにつけるというレアが激レア(岩見さん曰く)になったという一品。抽選番号13……9番のお客様。はい、それわたしです。ひゃくさんじゅうって言った時点でなんかくるかもしんないって思った。すごいおもった。わらった。くそわらった。友達がすげぇみてきた。うらやましいっていわれた。よかった。でもお家に貼れない。どうしよう。なんかビニール的なものにいれないと飾れない。それは追々考えよう。ということで、ハグ会へ。やっぱりまた剥がし役として戸賀崎支配人。立った瞬間めーたんが、うふって笑ったのは全然気のせいじゃなくて、めーたんはハグ会に慣れてきたのか、ものすごい楽しそうで、「すぅ・きぃ」の「きぃ」でもろめちゃぎゅっとしてきて、もう一引き寄せもう二引き寄せしてきて、いい匂いだしで超クラクラした。なんとか、あ、特賞当たったんですって言ったら、わぁーおめでとうってぱちぱちって拍手してくれて、うん、もうね、超可愛かった。それ言われただけでなんかもう全部が特賞だったなって。うん。友達はめーたんに好きですって告白できたみたいだし、終わって出てすぐの階段の踊り場でふたりしてぐでっとなりながらお互いに報告会。なんだろうねこれ、なんなんだろうね。でも間違いなく私いま超幸せだよ。

2回目

ハグの言葉:受粉しましょ

めーたんがどうしても、ということで始まった、という設定だったハグの言葉だったのだけれど、最後の最後でめーたんが自分でずっと言ってみたかったという言葉をハグの言葉にすることに決定。それが「受粉しましょ」。それをきいたとき私と友達は撃沈し、首をひねり、でも、眉を潜めて、でもニヤけ面だった。すいません色々と残念で。まぁここでもやっぱりめーたんがずっと下手サイドキープ視線で友達ガン見してました。最後だし、A公演前に来たんだろうなっていうおまいつもたくさんいて、ここが一番人がたくさん居たと思います。学生ヲタとかさ大人の女の人に抱かれるとかどうよどうなのよ。本当めーたんは罪作りだなぁ。んで、めーたんと戸賀崎さんの前に立つこと4回目。行くたんびにめーたんはどんどんと嬉しそうな声を出してくれて、超高い声で、本当に嬉しそうに、受粉しましょって、いったんだけど、もう、ハグがクレッシェンドしていくんです。すごいんです。最初からもうぎゅーだったのに、最後にもうまじで、ぎゅうぅってやられて、あああああ、ってなったけど、がんばって、最後だから頑張って、ふりかえり、「絶対に卒業させません!」って言ったはいいものの、絶対顔ニヤけてただろうから、超残念なことになっていたと思います。でもありがとうってめーたん言ってくれました。めーたん、ありがとう!!!なんか本当に夢のようなイベントでした。なにこれ。本当になんなんだこれ。なんつーかヲタもみんな骨抜きにされていたようなので、めーたんが超楽しそうでそれが一番うれしかったというか、なによりでした。めーたん、1万枚みんなに買ってもらうからね。足りなかったらまた私も買うからね。絶対に卒業させません。