増田有華 様

公演お疲れ様でした。今は増田さんの舞台を見る前なのですが、本当に楽しみです。今日は新しく増田さんのファンに引き入れた友達二人と見に行くのですが、どんな役だろう、どんな一面が見られるのだろうと三人が三人とも本当にわくわくしています。AKBシアターにはよく行かせてもらっているのですが、そこで見せるのとはまた違った顔が見られるんだろうと思うと今すぐスペース107に行きたい位です。行ってもまだ始まっていませんけど(PM12:50)。いつものAKBでの増田さんではなく、役者としての増田さんをしっかり見たいと思います。聞いた話によると、握手会があるそうで、現金な私はそれも楽しみにしていたりします。とは言え、私は常に挙動不審なので、きっと言いたいことを何も伝えられないのではないかと思い、こうして手紙を書くことにしました。何だかこの手紙も既に怪しい気がしていますが。本日、本当に握手会があるとして、私が増田さんと握手するのは実は二回目になります。一度目はこの間の栄イベントでした。AKBの皆さんがめちゃくちゃ好きで、めちゃくちゃ可愛くてテンパり、何一つとしてまともな日本語を話せず、あえなく玉砕した恥ずかしい思い出が胸をよぎります。なので今日はその時に言えなかった事も少しでも書ければと思っています。
私がこうして手紙を書くことや、増田さん達の唄を聴く度にいつも思う事があって、それは”本当に応援されてるなぁ”ということです。私たちファンはとても勝手で、勝手に応援しているくせに、自分の思いとは別の方に物事が動いたりした時や、自分の理想とずれてきはじめた時に、せっかく応援してあげてるのに、だとか、何だかんだと文句を言う人が多いです。人間として増田さんたちを好きになって、でも自分を尊重するあまり、増田さんたちも人間である事を忘れてしまう人もきっと多くて、私もそうかもしれなくて、だから本当に理不尽な事を要求されたり、私の想像なんかおよばない位、大変なんだろうと思います。それなのに増田さんはファンの人に向けて、ありがとうと言ってくれます。笑顔で接してくれるし、大切な唄を贈ってくれます。その度に私は嬉しくて元気になって幸せになります。だから本当に思うんです。本当に応援してもらってるのは私の方だなぁって。それに対して私は何をどう返せばいいのか判らないんですけど、ここでもやっぱり私たちは恵まれていて、"応援する"事で、それを返せるチャンスを与えられているんだと思います。勝手に好きになって、勝手に応援して、勝手に好意をぶつけて、でも、それでいいと私たちファンは許されていて、本当にありがたいことだと思っています。何だかすごく気持ちの悪い話をしているような気がします。でも私は本当に増田さんが好きです。上手に言葉にできないのですが、増田さんの大らかな気持ちというか、何をもそのまま受け入れている様な所が好きです。それは増田さんの唄にも現れていて、どこまでも伸びていく声とその柔らかさは増田さんそのものだと思います。優しくてあたたかくて穏やかで、聴いていると本当に心が落ち着きます。今日はお芝居ですが、全てのことは唄につながっていると思うので、また増田さんの唄を聴きにシアターに行こうと思います。増田さんの応援に負けないようにこれからも私は全力で応援していきたいと思います。体調を崩し易い季節です。やっぱり勝手なお願いですけれど、無理せずゆっくり休んで、いつも元気なたこやきでいて下さい。

平成二十年九月五日
コベニ