推しメン部門その2

でっかい人が好きだ、とは私は常々言ってきたのですが、それともう一つ、私が誰かを好きになる重要なファクターがあることに気付かされました。それは「不器用」であること。前田敦子さんやこの次にお出ましになるメンバーは一見不器用そうには見えませんが、でも、みんなどっかしらに不器用な部分があって、そこに私はキュンキュンきているのです。そして、野呂さんはその不器用さはAKBでも1、2を争っているんじゃないかと思うわけです。器用に生きられない彼女は、その昔公演のMCで「愛想笑いが逆にできなくなった」と言っていました。だから彼女が笑うときは、本当に楽しいときだけ。そんな彼女の笑顔はその言葉どおり喜びと幸福に満ち溢れていて、数も少なく言葉も少ない彼女のモバメの中にいる彼女自身は本当に楽しそうで、嬉しそうで、だから私は彼女のモバメをやめることができません。野呂さん、大好きです。バラエティでの活躍やラジオといったメディアでその活躍が目立っている野呂さんだと思いますが、私が一番好きな野呂さんは公演中の野呂さんです。キレのあるダンスとそれだけでなくしなやかに動く肢体、抜群の安定感を誇る歌。K4thのユニット曲であるリターンマッチでは最初オカロ梅ちゃんペアしか見られなかったのに、今ではもうすっかり、なるる野呂さんペアから目が離せなくなりました。伝わらないことは百も承知で言いますが、なるると二人だけで上手で踊るときに、こう、クイッてやるとこが好きなんです。シャムネコの入りも野呂さん以外には考えられません。シャムネコは野呂さんの歌です。強がってて気高くて、あんた嫌いじゃないよなんて言うのは野呂さんそのものです。そしてそんな野呂さんは目があって、にこっとすると、本当にとても嬉しそうに照れくさそうに笑い返してくれます。その野呂さんの笑顔が本当に好きです。だから私は多くのメンバーと4秒以上目を合わせていられないんですが、野呂さんにだけは微笑返すことが出来ます。野呂さんが笑って、私も笑って、また野呂さんが笑う。幸せの連鎖を感じる瞬間です。本当は女優になりたい、アムロになりたい、ブリトニーになりたい、そんなミーでハーな野呂さんですけど、いつだって求められているのは安定した笑いと、損な役回り。でも野呂さんが画面に出てくればみんな安心して笑えるんです。それは不本意なことかもしれないけれど、でもね、野呂さん。私はそういう風にアイドルを生きる野呂さんがとてもとても好きです。ということでまったく野呂さんの気持ちに添えない自分勝手な野呂さんへの思いを吐露したところで私の好きな野呂さんたちを貼り付け。これも畳んどきます。

アイドルを超えた野呂さん。

完璧な佇まい。

「のろ」どうして平仮名だけで笑えてしまうのか。

すってんころりん。楽しそうでなによりです。

声のトーンまでもが再生される、これぞ野呂さん。

オカロに瞬殺された後、めーたんに本気で引っ張られ引き摺られる野呂さん。

お疲れな野呂さん。

アイドルを自分なりに頑張ってみる野呂さん。

精神を正しくさせられる野呂さん。

乙女の涙もときには武器よな野呂さん。

100点満点だけれどなんだかやるせないよ、野呂さん。

こういう野呂さんが大好きです。

私の愛する、野呂佳代さん。