会いに行こうこの場所から

11/11のK公演を観に行き、その後、めしべさんにCDを手売りしてもらった。公演の幕が開いてめーたんが見えた瞬間はっきりわかった。目が腫れている。相当泣かないとああはならないほどの腫れだった。疲れもたまっているのだろう、パフォーマンスもおしめしを除いてはいつもよりも2割くらいキレがなかったように思う。会いに行こうのラップ部分でしゃがんでいるときよろけていた。大丈夫かと思って見つめた瞳が漆黒でまるでまゆゆみたいだった。めーたんのそれじゃなかった。それでもめーたんは懸命にステージをこなしていた。見てるのがつらいくらいだった。だから本当は手売りに参加することに戸惑いがあった。でも辛そうなめーたんを見るのが辛いって言って目をそらすなんてそれこそ私の思う応援ではなくなってしまうではないか。私などでは元気付けられるとは到底思わないが、それでもCDが1枚売れたという事実は残る。だったらそれでいいじゃないか。そう思って手売りしてもらった。野呂さんを最年長にしちゃダメですよ、と言うと、めーたんは少しだけ笑ってくれた。顔は笑っていたし、してくれた握手も、今まで受けてきた握手の中でもっとも力強かったけれど、本当に満身創痍で、めーたんはボロボロだった。最年長で頑張ってる大堀さんが好きです、と私はいい、またぐっと手を握り返してくれた大堀さんを見た。そして頑張ってくださいと私は残酷な言葉をいったような気がする。正直あまり覚えていない。あまりにも大堀さんが痛くて私は半ば逃げるように大堀さんから離れてしまったから。本当に逃げたのかどうかはわからないけれど、でも、言いようのないざわざわとした気持ちが私を支配したことは確かだ。こんなしょうもないヲタで本当に申し訳ないです。今日は公演にはいかないけれども、めーたんのCDは買いに行こうと思う。手売りだから買うんだろという後ろめたさには今は蓋をして。私はいま、めーたんに会いたい。