楽曲としてのAKB48
上のエントリーで『雨の動物園』という曲について少し触れているが、たまにはまじめに書こうかなっていうことで楽曲について書いてみたとまぁそんな感じ。私はたくさんの音楽を聴いたり、ロックなんちゃらっていう雑誌を買ったりもしなかったし、買っていたといえばPATIPATIとかGBとかそこらへんのやつをaccessというユニット目当て（今年でファン15年目）で買っていたような、音楽なんてなんちゃ知ろうともしないような輩だけど、それでも私には耳があるんだってことで超個人的な好みで好きな曲を並べてみたいと思う。
と、思ったけど色々調べてるうちに、これはなんか書いといたほうがいいのでは、という思いが沸いてきた事象があるので書きたいと思う。別に大したこと無いけどそう思ったんだからしょうがない。
【AKB48の作曲家陣】
AKB48といえば秋元康プロデューサーによる、挑発的だったり前時代的だったりいわゆるベタと呼ばれるようなものだったりな世界観を持つ作詞というイメージがあるけれど、じゃあその詩を載せてる曲はどうなのよ、ということで作曲家陣に注目してみた。何人かいらっしゃるし、よく名前見るなっていう方もいらっしゃいますが、私が好きな曲を書いててピンときた人を少しばかり取り上げたいと思う。
◆Funta http://ja.wikipedia.org/wiki/Funta（はてなでwiki貼るってどうなの）
作曲および編曲した作品
青春ガールズ／転がる石になれ／ライダー／MARIA（編曲）／くまのぬいぐるみ／２人乗りの自転車／ワッショイB！／Let's get ''あと１センチ''（作曲・編曲）
あと5回は見に行きたいくらいに素晴らしいTeam B 3rd 公演の良作ぞろいの楽曲郡の中でもとりわけ心を躍らされた『ワッショイB!』の作曲編曲と、私が魂奪われちまっても全然かまいやしないとそれこそ魂抜かれそうになっちゃってるゆうちゃんのいるTeam Kのテーマソングといっても過言じゃない『転がる石になれ』の編曲が同じ人の手によるものとは、なんだか運命を感じた。転がる〜は編曲じゃないかって思ったやつ歯を食いしばれ。あのギターリフ（ギターの音のことです。適当にいってます）最高だろ！あとワッショイBの編曲はまじ最高よ。ポップでリズミカルでマジに踊りだしたくなるあの感じ。軽ろやかにぽんぽん跳ねるあの感じ。最強チームはB!B!B!ワッショーイ！ってまじに楽しかった！！！シアターで見たら爆笑必死の超名曲です。
Aに『スカート、ひらり・桜の花びらたち』があるように、Kに『転がる石になれ』があり、Bに『ワッショイB!』がある。頼もしい楽曲をBに与えてくれたFuntaさんに敬礼。で、ほかにどんなお仕事してらっしゃるのかしらんと調べてみた。アイドリング!!! ： 百花繚乱アイドリング／モテ期の歌（作曲・編曲）
なんだってー！あのアイドリング!!!の超絶名曲モテ期の歌もこの人か！それはでも大いに納得。あのふゆふゆした感じやクルクルした音は言われてみればおんなじテイストをワッショイBに感じ取ることが出来る気がする。いや本当おもしれぇや。まだ他にも大物に曲を提供されてたみたいですが、私がその曲がわからないのでここでは割愛します。んじゃ、次！
◆上田晃司
作曲および編曲した作品
Blue rose／ふしだらな夏／天使のしっぽ／鏡の中のジャンヌ・ダルク／白いシャツ／そんなこんなわけで／Confession
私は他人から「カッコイイ系の曲が好きだよね」とよく言われるのだけれど、上記のやつはまさにそれ系が多くて、作曲家抜き出してみたら上田さんだらけでこの人は私のツボわかってんだな！と私のことなど微塵も知りはしない上田さんにエスパー性を感じた。上のFuntaさんもそうだったけれど、B3rdの楽曲を書いてる人はやっぱり好きみたいで、上田さんでいうならばそれはどれかと申すと『天使のしっぽ』『鏡の中のジャンヌ・ダルク』『白いシャツ』がそれにあたる。B3rdで好きな曲は？と訊かれたら私は『白いシャツ』と答えることが多く、また、ひまわり1stで好きな曲はと訊かれたら『そんなこんなわけで』と答えることが多い気がする。まさにドンピシャ！白いシャツはかっこいい系というわけではなく、ハロプロでいうなら、青空がいつまでも続くような未来であれ、とかそういう、嫌なこと全部なげちゃって笑顔になれば未来はきっと明るいぜってな感じで未来を明るく輝かせてくれる曲なんですが、これが本当にいい。少し大きめな白いシャツを着てる女の子ってガチでかわいいよね！！！！白いシャツはだからまぁおいておくとして、ほかはかなりカッコイイ系なのだけれど、その中にあって異質な存在、それが『天使のしっぽ』。これはもう上田さんの頭の中にそういうなにかが住み着いちゃったんだね、としか言いようが無いキュートなナンバー。これまじハロプロに欲しい。この曲歌って欲しい。まじで。もう利権とかそういうの全部なしにしてみんなが幸せになれる方法模索しない？お前が幸せなだけだろとかそういうの聞こえないんで、次！
◆BOUNCE BACK
作曲および編曲した作品
会いたかった／愛しさのdefense／青春の稲妻／５０％
名前を見て、おっ？と思った方が何人かいらっしゃるかもしれないが、この人は月島きらりStarring久住小春の邦楽史にその名を残す名アルバム『☆☆☆』で『Spaghetti』を手がけている。こう何度も書くとさすがに嘘くせぇと思われるかもしれないが、別に思っちゃいないだろうと思うから勝手に書くけど、『☆☆☆』でもっとも好きな曲は『Spaghetti』で、だから、やっぱりこれも運命！だからなにってそんな強く訊かないで！パスタみたいにまかれたぁ〜いはまじに衝撃だったのだから！！！BOUNCE BACKさんは他の２曲はそんなでもないけど、ひまわり組2ndでものすごい転調しまくってかっこよく、洒落が効いてる『50％』と、そしてこれですよ。『会いたかった』。あいたかったー！あいたかったー！あいたかったー！Yes！！！！！！！の部分も、この道をはーしーれぇー〜えぇ〜〜ぇええの伸び方もすべてが高揚。まったくもってすげぇ楽曲だぜってことで、次。
◆岡田実音 公式HP http://mio77.seesaa.net/
作曲および編曲した作品
スカート、ひらり／Dear my teacher／未来の果実／夕陽を見ているか?／涙の湘南／誕生日の夜／投げキッスで撃ち落せ！／小池／初日／パジャマドライブ／ハートが風邪をひいた夜
ついに真打登場か、といった感じ。この曲のラインナップがものすごい。『Dear my teacher』『誕生日の夜』が同じこの人だってことはものすごい納得したんだけれど、こういう柔らかいような懐かしいようなアイドルソングだけかと思ったら、どっこい、パジャマドライブやスカート、ひらりといったカッコイイ系も抑えてくるあたりものごっつい。そしてあれですよ、『夕陽を見ているか？』ですよ。これはもう本当にありがとうございますと頭さげて目頭押さえ続けるしか出来ないレベルで大好きなのだけれど、まじで岡田さんありがとうございました！公式HPのスタイルがもろめっちゃ古くって15年くらい前なんじゃねーかと思ってしまうページのデザインだったり、ギャル文字や意味わかんない伏字が多くて全然よめねぇし意味ねぇとか思ったりもしたけど、でも本当にありがとうございました！あとちょっとお尋ねしたいんですけど、ボイトレもされてるってことで、あの、ハロプロには菅井先生っていう方がいらっしゃるんですけど、あの、もしかしてお知り合いじゃないですかね。あの、たぶんなんですけど、岡田さん、菅井さんと同じ系統でらっしゃいますよね？いやそうじゃなかったらまじで死んでわびたいんですけど、それでもたぶん多くの方がそう思われてると思うんですけど、どうでしょうか。
それはまぁいいとして、この岡田さんによってAKB48はボイトレを受けていると思われるのだが、それがまさに当たりだったような気がしている。個性を殺さず、そのままのよさを伸ばしたような歌声を発掘してくれてると思うので、これからも岡田さんには頑張って指導していってもらいたいと切に願います。
