楽曲部門

10位:マドンナの選択/れなっち総選挙選抜(AKB48唇にBe My Baby」Type-B 収録)


どこかで聴いたことあるメロディー、どこかで聴いたことあるアレンジ、どこかで聞いたことあるコーラス、なんかで見た歌詞。ほぼ48の楽曲の雛形に押しはめられて作り上げられてると言い切ってもいいような曲だなとは思うんですが、その匙加減、塩加減が絶妙で、気がついたら全部おいしく食べてました、そういう楽曲。安牌っちゃ安牌だけれど、だからこその安心感。手堅く聴ける一曲。

9位:哀愁のトランペッター/Team K(AKB48「翼はいらない」Type-C 収録)


この手の曲は毎年どっかしらのグループで発表されてる印象ではあるんだけど、基本的に好きでランク入りさせてしまう。もう本当に好みの問題で、コッテコテだけどゴテゴテしてないところが好み。あまりにも山本彩さんの声が際立って聞こえてくるので曲だけ聴いたときにNMB48の曲かと思ってしまったくらいに彼女の声がハマってる。

8位:あまのじゃくバッタ/Team 8(AKB48唇にBe My Baby」Type-C 収録)


印象的なイントロからそのまま続く回廊に迷い込んでしまったようなメロディーラインが主人公の心中にシンクロしつつ癖になる一曲。歌詞や世界観そのものは20年前の作品だと言われても信じてしまうような目新しさはどこにもないものだけど、サビで繰り返される「あまのじゃくバッタ」という言葉の響きそのものがなにかの呪文のように不思議な余韻を残す感じ。

7位:思春期のアドレナリン/Team 8 WEST(AKB48「ハイテンション」 Type-D 収録)


勢いがあって、ガヤっぽい掛け声がアホっぽいところが特にお気に入り。わけなんか特にないけど、そこらへんにいる人間をだんだんと巻き込みながらアドレナリン全開で駆け抜けていく感じがひたすら楽しい、気持ちよい。

6位:LOVE TRIP/AKB48AKB48「LOVE TRIP」収録)


ソロや少人数ユニゾンが多くきちんと聴かせようとしてるのか、歌ってる人たちの声がよく聞こえるとこがとても好き。最初からほぼ全部ユニゾンの曲ってぜんぜん好きじゃなくて、歌割りについてはあまり加味しないようにはしたつもりだけど、これは本当に満足できる構成(?)だったので。一回目の「I wanna go」がこの曲の評価の半分を占める。そのくらい大好き。あと便宜上貼りましたけど、MVは見なくていいです。ヲタクには辛いやつ。

5位:Go Bananas!/HKT48 Team KIV(HKT48「最高かよ」 Type-C 収録)


(ここらへんになってくると逆に理由がなくなってくるよね、というのは置いておいて)すごく気の利いてる曲だなぁと。行きたい方に好きに行かせてるような淀みのないメロディーが本当に気持ちいい。隠れた名曲(?)になっていくのでは。

4位:君はメロディー/AKB48AKB48「君はメロディー」収録)


この曲もメロディーの流れがとても綺麗で大好き。今年発売されたシングルの表題曲の中では文句なしにぶっちぎりで一位。OGが参加したとか大奥風のMVとかそちらばかりが話題にあがって、曲そのものがあまり聴かれてなかったような印象だったのでそこはすごく残念。ひっかかるものがなかった人が多かったのかもしれないけど。サビが少し弱いように思うけれど、そこを補って余りある秀逸なメロディー満載の佳曲だと思う。

3位:空耳ロック/HKT48 Team TII(HKT48「最高かよ」 収録)


MV部門で投票したらこれがぶっちぎり一位。今でもMV見るたびに泣いちゃうもん。思い入れ補正と言われてしまえばそれまでだけれど、歌声がめっちゃキラキラしてると思いません? 雨が降り出しそうな曇り空、突然の夕立、あえてそこに飛び込んでびしょ濡れになって、そしてその後に架かる虹をみんなで無言で見る、そういう曲。MVのイメージむっちゃ強いけど(笑)。もうあれ、思い入れ補正(笑)

2位:Is that your secret?/Team E(SKE48「チキンLINE」 Type-C 収録)


こういうタイプの曲って48だと初めて聴いたわ!私が知らんだけですか!そうかもしれないですね!とにかく本当にびっくりしたし、誰も話題にしてなかったのどういうことなの?って本当に思った曲。それこそ私が知らなかっただけかもしれないけど。もはや説明を放棄するけど、この曲すげえ。

1位:なんか、ちょっと、急に…/Team4(AKB48唇にBe My Baby」Type-D 収録)


めっちゃ優しい曲。あったかい飲み物とかスープのCMソングっぽいというか、耳障りがよくって、この曲が嫌いだなって思う人はあまりいないんじゃないかな。カラフルなメリーゴーランドに乗ってるみたいなサビもいいし、収束して、また木漏れ日の下に戻ってまどろむようなAメロ、Bメロもどっちもいい。心に優しい曲。